「日米安保」とは・・・その2
日米安保条約は全文一〇か条から成りますが、その柱は次のように要約できます。
1.自衛力漸増の義務(第三条)
2.極東の安全に対する脅威が生じたときの協議(四条)
3.米国の日本防衛義務、および日本の施政下にある領域での日本の米国防衛義務(五条)
4.「日本国の安全に寄与し、並びに極東における国際の平和及び安全の維持に寄与するため」米軍は日本で施設・区域を使用できる(六条)
5.事前協議制度の新設(六条実施に関する。交換公文)。
このうち特に問題になったのは、四、六条のいう「極東」の範囲で、また交換公文のいう事前協議の内容とその運用です。
もっとも「極東」の表現は旧安保にあり、既に問題視されていました。